13.加点法

ラレ・スル・シテ・マシテ・マシタを加点の位置によってあらわす方法である。
加点法は正側と負側の概念をしっかりしておかないと、頭の中が混乱をして読めなくなるので注意をしなければならない。

              正側
        ・│・                                                              
         │             ・ ・ ・                                             
 正側   ・│・ 負側        ────                                             
         │               ・ ・ ・                                             
        ・│・                                                              
         │                 負側                                                   
 
正側中部……ラレ、セラレ
正側尾部……スル、ズル
尾 部……シテ、ジテ
負側中部……マシテ、シマシテ
負側尾部……マシタ、シマシタ

※正側頭部はム尾音記法、負側頭部はヌ尾音記法に使用をする。
マシタはタを1u化する(3uのときはマシテと紛らわしいため)
〇レルはラレの加点位置から〇に相当する基本文字を書く。(カレル、サレル、ナレル、
バレル、マレル、ラレル、ワレル)

〇レルの変化形として次のように「〇レ〇〇」の形で使用をしてもよい。(ラレマス、ラレマシタ、サレマス、サレマシタ……)
シテ〇の場合は、シテの加点位置から1uの基本文字を書く。
ラレナカッタはタを交差する。
ラレタはラレの加点位置にタを1uにする。交差をしない。

〔第13図〕
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