23.接記略法

 前符号に接近をさせて書くことによって、何らかの意味と音韻をあらわす省略法である。

1.脚接記略法
 前符号の右下方に、ごく接近したところから、次の言葉の頭音のみを書くことによってある音を類推判読させる方法である。
2.下接記略法
 前符号の下方に接近して、次の言葉の中にある1音節のみを書くことによってある音をあらわす方法である。
3.デハ省略
 前符号のデハは省略をする。

〔第23図〕
[ 次頁へ ]

[ 目次へ ]