符号の解説
〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 ◆ 左上 = commerce ( 商業 ) ・ 右横方向直線 = k ・ 頭部に小フックの付いた右回転の水平曲線 = mr ・ 小円 = s ということで、“ k mr s ” で commerce をあらわしています。 ( 母音は完全に省略されています。) ちなみに、m をあらわす右回転の水平曲線の頭部に小フックを付けることで r が加わり mr をあらわしています。 ( = いわゆる逆記法となっています。) もしこの小フックが大フックになれば mr ではなく ml となります。 ◆ 右上 = languages ( 語学 ) ・ 左回転の水平曲線 ( 濃線 ) = ng ・ 小円 = s この “ ng ” は “ language ” をあらわす short forms ( 短記号 ) となっており、 “ ng s ” で languages をあらわしています。 ◆ 左下 = shorthand ( 速記 ) ・ 左下へ向かう線 ( 頭部が曲がっている ) = shrt ・ 左回転の水平曲線 ( 濃線 ) = nd ということで、“ shrt nd ” で shorthand をあらわしています。 ( 母音と h が省略されています。) ちなみに、右回転の左下方向曲線は sh をあらわします。 ( = 中根式の 「 ラ 」 のような形ですね。) この sh の頭部に小フックを付けることで r が加わり shr となるのは上記 mr の場合と同じです。 さらに各子音線を2分の1の長さで書くことにより 「 その子音 + t 」 となるのがピットマン式の基本法則ですから、 上記 shr を2分の1の長さで書くと 「 shr + t 」 で 「 shrt 」 となります。 また 「 n 」 をあらわす 「 左回転の水平曲線 ( 淡線 ) 」 を2分の1の長さで書くと 「 nt 」 であり、 さらにこの 「 nt 」 を濃く書くことで上記 shorthand の 「 nd 」 となっています。 ◆ 右下 = typewriting ( タイプライティング ) ・ 真下方向直線 = t ・ 頭部に小フックの付いた右下方向の短直線 = prt ・ 上記 prt の延長線上に打たれたドット = ing ちなみに、右下方向直線は p をあらわします。 ( = 中根式の 「 タ 」 のような形ですね。) この p + 小フックで pr 、さらにこの pr を2分の1の長さで書くと prt となるのは上記 shrt の例と全く同様です。 ということで、“ t prt ing ” で typewriting をあらわしています。 ( type の中の二重母音 ai と writing の中の二重母音 ai が省略されています。) |