中国新字

林子峯



この図版は、オーストラリア国立図書館から入手した資料です。



中国新字解説
 100年以上の前のある拼音方式で、また地域が南方のようでよくわからない。
「音」と「韻」に分かれているので、まず「音」から説明します。
「音」の「柔」と「正」の関係もうまく説明できない。
「開」と「合」の関係は「開」が有気音で「合」が無気音である。
無気音に対して有気音は字尾にフックを付けている。
「滋」と「辭」については、フックだけでなくさらに加点されている。

 次に「韻」について説明します。
「韻」の「正」と「剛」の違いは、「剛」が「 ng」の尾音であって、その他は「正」としている。
「元」と「開」と「合」の違いは、「元」は介音なしで、「開」は「i」の介音が入り、「合」は「u」の介音が入っている。
「an」に対して「ian」は字頭に大円を付加して、「uan」は、字頭に小円を付加している。
「正」に対して「剛」の符号は、字尾にフックを付加している。

漢語速記

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