『速記道楽』 中級編に関するコメント



「中級」
1.速記のためなら、金に糸目はつけない。だから、かなり貧乏である。
※同感ですね。速記関係の文献収集に興味を持たなかったら、今ごろ1DKのマンションぐらいは購入できたかもしれませんね。
 引っ越しをするたびに、荷物の半分は速記関係の資料ばかりでした。そのうち、本の重みで家が壊れるかもしれませんね。
「江戸っ子は宵越しの金を持たない」という言葉がありましたが、「金を持たない」のではなく、もともと「金がない」というのが本音だったりして……。

2.仕事以外の時間は全て速記に使う。速記を仕事とし、仕事以外でも速記活動をしている者も含める。
※私の「速記仲間」にも、該当者が何人かおりますけど……。

3.速記のために、家族を顧みない。
※「家庭崩壊」につながりますよ。私なら、家族を強力な味方につけますね。速記ができる人と一緒になります。 毎日、速記のお話ができる相手を選びますね。これが最低条件ですが、ここを「見極める」のが非常に難しいですね。
 最後に、とどめの一発は「子どもに速記を仕込む」ことですね。成功をすれば「悪い遊び」を覚えませんね。
 蛇足になりますが、速記仲間が3人でグルになり、無理矢理「速記学校の同期生同士」を一緒にさせたんです。 今でも毎年「年賀状」が届くところをみると、恨まれていないようです。

4.速記を通じて、精神世界を追求する。速記を「道」ととらえる。
※早い話が「速記の道を楽しむ」ということでしょう。つまり「速記」を学問や芸術として追究をして、最後に速記精神の「悟りを開く」ということでしょう。
 私は修行不足で「悟りを開く」という境地にまで達しておりません。
 私の記憶によると、「速記に対する熱い情熱を持っている人」に対し、敬意を表して「速記野郎」と呼ばれていた方がおりました。

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