7.長音記法

長音は長く伸びる音であり、長音の中には、
清音+ウ……長音
拗音+ウ……拗長音
濁音+ウ……長濁音
の形がある。
ア列の長音は直音符号にアをつける。
イ列・エ列の長音は直音符号に大円(1u)を逆記する。
ウ列・オ列の長音は直音符号に大カギ(1u)を逆記する。
大カギのつけ方は連綴原則による。
前符号の関係で大カギの書きにくいときには、大カギを適当に変化をさせる……半カギにする。
ウ列とオ列の長音は「クー」「オー」のように国字では「ウ」の字であらわすことができるので、大カギは「ウ」に相当するものと考えてもよい。
長濁音は長音符号を濃線化するか、正側中部に加点(グ・ヅ・ブ)をする。

〔第7図〕
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