森 卓明 (もり たくみょう)
〔 明治30年10月〜昭和62年10月24日 〕
岡山県出身 超中根式、中根式表象法、現代国語表象速記法。 略 歴 大正8年8月22日から27日まで「第4回中根式速記法講習会」で2時間ずつ(午 後7時半から午後9時半)中根正親に指導を受け、独学で速記の学と術の研究を 重ね、時々中根正世から指導を受けた。 大正13年に「京都速記研究所」を設立して、中根式の直接指導及び通信教育を行 う。 大正14年1月に月刊誌「速記研究」を昭和9年10月(117号)まで発行。 「速記研究」の昭和3年12月号(第48号)から昭和6年4月号(第76号)にかけ て「比較速記法」を26回に連載。 昭和4年8月に「中根式を基礎としたる和語縮字法」を発行して、超中根式の一 部を公開した。 昭和6年12月5日に「超中根式速記法」を発行して、中根式関係者に大きな影響 を与えた。超中根式の特徴は縮記法、略記法の研究である。 日本速記協会機関誌「日本の速記」の昭和17年8月号に「略画法の原理とその応 用」を発表し、同年秋に「表象法」を考案。 京都速記士会の「速記研究と回顧」(昭和27年9月20日発行)に「−中根式基本 文字による−速記表象法について」と題して「中根式表象法」の一部を発表した。 昭和32年7月7日に「中根式表象法速記通信教室」を発行した。 社団法人日本速記協会機関誌「日本の速記」の昭和44年3月号、4月5月合併号 に“わが方式「現代国語表象速記法」について”と題して「現代国語表象速記法」 の一部を発表した。 昭和52年6月1日に「現代国語表象速記法」を発行した。
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