ガントレット式
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方式名ガントレット式
系統Pitman
折衷
創案年代明治32年
創案者エドワード・ガントレット

イギリス人エドワード・ガントレットは東京高等商業の英語教師として明治23年 に来日していました。次いで千葉中学に移り、そのころガントレットは日本にも 速記方式があるかどうかに関心を持ち、田鎖系諸方式の解説書を入手しましたが、 まだまだ改良の余地があることに気づきピットマン式(Pitman・1837)の再検討 から出発しました。そうして明治32年にガントレット式を発表しました。子音符 号で2種類の線を使用したのも、ガントレット式が最初です。ガントレット式は 折衷派の元祖と言ってもよいでしょう。