訳文
（３）金子
（２）清岡
（１行目）（３）ぼくはコミュニズムってものには大変いじめ
（２行目）られたんだ。コミュニズムが台頭してきた時分ね
（３行目）あのとき　とにかく　平家に非ずんば人に非ずてなもんだ
（４行目）我々は慌てコミュニズムになるような不細工なわけにゃ
（５行目）いかないからね．（２）それが外国へお出かけになった
（６行目）一つの原因なわけですか（３）それ程のことはないですけれども
（７行目）芥川みたいにね　あれは非常に正面から
（８行目）ぶつかっちゃって　有馬武郎もそうでしょ　動きがとれ
（９行目）なくなった　自分の将来の見込みがないように思い
（１０行目）込んじゃった実際そういう風な感じでしたよ　もし　あの人達
（１１行目）になるとコミュニズムの本を読もうって気にゃならんでしょ

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