丸子式速記法の紹介


 以前に、当ホームページでは「丸子式」を創案された長野県在住のKさんを「飛び入りコーナー」でご紹介いたしました。

 そこでご紹介したとおり、Kさんは熊崎式を独習しながら衆議院式に興味を持ち、幾多の速記方式を研究され、独自の速記法を創案されました。 後に、この方式で社団法人日本速記協会の1級検定に合格しております。

 昭和57年8月22日に行われた速記科学研究会でKさんの速記法が発表され、その時に、 元・衆議院速記者養成所所長の西来路秀男さんから 「丸子式」 と命名されました。

 西来路先生は「衆議院式を集大成したのは私だけれども、いろいろな形に変えていってもよい」と言われていたということです。

 丸子式は、基礎符号44音だけを取り出してみれば、衆議院式と違う符号は7音ほどですが、どういうふうにしたら線量を少なくして たくさんの言葉を書けるか、規則・ルールなどを作って、そこから符号を崩していくようなことをされたり、同じ方向へ行くような ものが並んだ場合には一つのものにしてしまう合成符号、その他の法則の段階において、独創的な部分も少なからず展開されて みえるようです。


 今回は、ご本人が当ホームページのために書き下ろした原稿を基に、丸子式のエッセンスをご紹介いたします。

 丸子式速記法(marukoshiki_3.pdf…13,781KB)