速記講座【4】 オコソトノ



時計の針が2時からだんだん進んで、3時をあらわす水平線になりました。



 「ど・が・ご・ざ・だ」などの濁音が出てきました。仮名は右上に2つの濁点 をつけましたが、速記文字では線の中央に切り線として小さくつけます。
 1字書くたびに入れるのではなく、一固まりの言葉を書き取った後でつけます。

 速記文字は、すべて発音どおりに、助詞「を」も「お」の線を使います。

 「ア・タ」「オ・ト」のように直線と直線が続くときは、1ミリほど元に戻し て続けます。そうすると、自然と線がずれたり濃くなったり、継ぎ目がわかるよ うになります。

 「ソ・ノ」「コ・ノ」のように回転の違う曲線が続くときは、そのまま滑らか に続けます。