縮記したものであります。昭和43年1月28日に「小カギ順記法」として発表されました。
小カギ順記法は「ヒ、キ、シ、リ、ミ、ニ、カ、コ、ス、ネ」であり、昭和54年2月10日
に「スミニヒカリシ記法」として研究をまとめられたものです。ス・シはサ行全般、リは
ラ行全般、カはカ行全般、ニはネへと拡大されました。中間小カギの研究から始まり、ス
ミニヒカリシ+各行縮記法(和語縮記法)としてSM・SFへと発展していきます。
27番目のSM・SFへ戻ります。1つのサインで2つも3つも読むという書き方です。
例えばコスモス

ですが、これはコスモスまでを1つの符号で読んでおります。
レジュメにオフィスとありますが、これはオフィと書いてあります。これは大円でイとス
を読んでおります。次のミニスカートはミとトを中間に小カギを入れて書いてあります。
このカギはニスカを3回読んでおります。中根式の方は古くからサシツカエナイという符
号をサツイと書いていると思います。このサシツカエナイの大円をシエイと3回読んでい
るわけです。これもSM・SFになるのではないかと思います。詳しい説明は資料を読ん
でいただければおわかりになると思いますので、説明を省略させていただきます。
28番目の口語助動詞のアリマス、ゴザイマス、ナリマスですが、正親先生はアリマスは
ハマ

と書いております。正世先生は「・」でアリマスとしております。正親先生
は、ゴザイをゴ

と書いておりますが、ゴザイマスがありません。正世先生はゴ
ザイマスの最小線

にしました。ナリマスのナ最小線は森先生が考えられたのではな
いかと思っております。植田先生はキの最小線をアリマスに使っております。このように
いろいろと変化をしてきております。これも文例を挙げると切りかありませんので省略さ
せていただきます。
29番目の指示代名詞のコノ、ソノ、アノ、ドノに入ります。この符号は正世先生の符号
でありまして、正親先生の「中根式速記法講解」には出てきません。アノ

ドノ

は
関西の方ではこの形でありますが、関東ではアノ

ドノ

は逆になっております。コ
ノを大きく書きますとコウイウ

ソノを大きく書きますとソウイウ

となりま
す。中根速記学校ではコノをとがらせてコンナ

ソノをとがらせてソンナ

と
いうように使っております。
30番目の加点法に入ります。1が正側頭部、2が正側中部、3が正側尾部、4が負側頭
部、5が負側中部、6が負側尾部、7が尾部です。
これは正世先生が「通俗中根式速記法」に発表されております。これもいろいろな書き
方がありますが、正側、負側の概念がないとどういうことになるかということをお話しし
てみたいと思います。例えば、長岡商業と石川県立金沢二水高校、金沢女子短大附属高校