執筆者: deme7 (EPSEMS速記法考案者)
石村式速記法2019/6/28 ◆◆ 創案者の石村善左氏の、 よりよい速記法構築への 情念であったとも言える ◆◆ 今回、万年筆で書きなぐった速記符号サンプル、1967年型としたのは、私が学んだのがこの年型であるためである。
石村式は、中根式から出発し、紆余曲折の末、考案された方式である。
中根式が出発点となっているが、比較的早い段階から50音基礎符号中に小円のついた複画線も混在したところの折衷派方式となっている。
使用線種の制約等から、少なからぬ困難、苦労を伴った創案であったことと推察される。 中根式と比較した場合、ある意味では線量が多い傾向にあるものの、 線頭のサインのデリケートさをより回避できている点や濃線の廃止、各行への使用線の方向の見直し等々、改良点とみなすことができる部分も少なくない。
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