Q6 語尾の変化形について

   会話体の語尾で頻繁に出てくる、
 ・です−でして−でした
 ・あります−ありまして−ありました
 ・ございます−ございまして−ございました
 などの書き方を教えてください。

 語尾の変化形は、基本形+変化形の形で覚えます。

 デスは、「フ /」が基本形となります。標準的な中根式では、下段の口語略字として取り扱われておりますが、 前字に続けて書く場合もあります。基本文字とは関係なく略字として覚えます。Pitman式のare / と同形です。

 デシテは、フに助詞のテをつけます。デステと書いてデシテと読みます。

 デシタは、標準的な中根式では、下段に「ツ」と書きますが、私はフにタの助詞を続けて書きます。デスタと書いてデシタと読みます。 この書き方は「ツ」で書いても間違いではありません。

 アリマスは、上段に「・」を書きますが、点だけでは反訳で見落とす危険がありますので、タを1ミリぐらいで書いて使用しております。

 アリマシテは、上段に「´」を書きます。キの1ミリです。

 アリマシタは、下段に「・」を書きます。

 ゴザイマスは、上段に「-」を書きます。「コ」を最小線にした形です。

 ゴザイマシテ、上段のゴザイマスの負側中部に加点「・」をつけて書きます。負側中部の「・」の加点は、加点助動詞の「マシテ」の加点です。

 ゴザイマシタは、下段に「-」を書きます。また、「-」の負側尾部に加点をして書くこともあります。負側尾部の「・」の加点は、 加点助動詞の「マシタ」の加点です。


中根速記学校の体系「14.口語助動詞」をご参考にしてください。





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