だいぶ激しくやり合った。ところが大蔵省は、これ幸いと／
予算をつけない。そういうことがあったんです。／
だんだん話しているうちに大蔵省が、文部省の方が／
筋が通るというんで、3,000万円の予算を計上したんです。／
そういういきさつがある。／
施設費として……。／
ええ、施設費です。／
選考費は多少あったと思いますが、大体設備費です。／
これは清瀬大臣のときですから、大変喜ばれて／
「これでおれの面子も立った」と。清瀬さんは、そのとき大法案を抱えていたわけです。 ／