不器用な速記初学者時代、そしてその後・・・


速記初学者のとき、私の学習過程というのは・・・それは不器用なものだった。

テキスト内容に振り回されながら間違いや勘違いを繰り返す、 ガタガタなものだった。

決して天才タイプでも秀才タイプでもない。

努力タイプかと問われれば、確かに速記好きゆえの 「自然に努力したこととなっていたタイプ」かと思っている。

最初に早稲田式をマスターした。

正確には早稲田式を学習している途中で、 同時進行的に中根式を学び始めた。

2方式目からの学習労力は、「1方式につき1方式分の労力」ではない。

それは例えば「0.5 方式分」とかに軽減されたもので、 3方式目からはさらに軽減されていくように思う。

その後、さらに「石村式、モリタ式、田鎖76 年式、V式」、英文速記の「Pitman 式、Gregg式、Teeline 式」といったシステムに取り組み、マスターしていった。

こんなことをして何になるのかという思いもあった。

反面、私の場合、そのように取り組まずにはいられなかったという、マニアックな速記オタクでもあるわけだ。

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