11  インテルステノ 2017 ベルリン 井上美弥子先生 & ボリス・ノイバウアー氏


私にとって速記人生の全面的恩人とも言える・・・ 兼子次生氏の御厚情、計らいにより、EPSEMSの発表講演とともに参加することのできた 2017年のインテルステノ (ベルリン)。

慣れないパワーポイント資料とともに、英文朗読発表用のレジュメを作成して臨んだ。

発表内容はEPSEMSの、とりわけ EPSEMS 英文速記を中心としたもの。

EPSEMS 創案の動機や成り立ち、実際の速記符号の構成原理や速記符号文例などを示した。

私の発表後、場内で井上美弥子先生(スタンフォード大学)が御言葉を下さった。

「平野さん、すご〜〜く・・・よかったですよ」

今でもインテルステノを思い出すと最初に出てくるほどの、一生の記憶に残る場面だった。

話は変わり、ボリス・ノイバウアー(Boris Neubauer アーヘン工科大学)という物理学博士がおられる。

彼は、ある速記方式を用いて17言語を速記するという世界的記録をお持ちだ。

兼子次生氏による紹介で、私の発表前に彼(及び同伴の奥様)とお話させていただいた。

主に英語だが、実は彼、この時点で既に7回ほどであったか、来日経験がある。

相当の日本通で、日本語も簡単な日常会話プラスアルファまで話される。

「平野さん、楽しみにしています(日本語)」(発表前)

「平野さん、すごくよかったです!(日本語)」(発表後)

その後日の科学委員会なるものでも御一緒し、記念写真も一緒に撮ることができた。

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