12  ベルリンの街で先生方とステーキ


話は逸れるが、私にとって、自身が訪れた外国の街、イメージしていたものとは必ず違った。

2011年のニューヨークしかり、2017年のベルリンしかり。

どこか日本よりも古風なようでいて新しかったり、新しいようでいて古風だったり。

どこか保守的で落ち着きがあるようでいて斬新だったり。

さて、このインテルステノには、兼子次生氏、井上美弥子先生、河原達也先生、そして衆議院速記課の方々が参加されていた。

先生方と市内の外席レストランで夕食をともにし、歓談できたことが思い出深い。

「こちらはハンバーグとステーキの値段が余り変わらないから、ステーキをどんどん食べておくといいですよ」 (河原達也先生)

「そうなんですね...!」(私)

実は・・・その次の晩、もう一度、一人でステーキを食べに出た。

向こうはステーキを注文すると、ホントに皿にステーキだけが盛られて出てくる。

オーナーらしきマダムが店内の各テーブルを巡回してくる。

「よい時間をお過ごしですか? たっぷりとお楽しみください」

こんな意味合いの言葉と笑みを投げかけ、立ち回る。

蛇足の脱線話になった。

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