13  Pitman式と山口美知代先生 & 自製方式の3つ目=PGTH式(日本語)


山口美知代先生 (京都府立大学)とは、何年ごろだったか、京都大学における速記科学研究会の折、お目にかかっている。

その際、Sir Isaac Pitmanの綴り字改革運動に関する山口先生の御研究に触れた。

山口先生の御研究、それは実に綿密にして深い御研究であった。

そしてまた、綴り字改革運動・・・、Pitman がそのようなことをしていたことも知らずにいた私は驚嘆、驚愕した。

さて、私の自製の速記方式の話に戻る。

示唆式、EPSEMSと来たが、次にPGTH式(日本語 幾何派単画方式)がある。

五十音符号の形状は、伝統の田鎖系から大きく外れない。

その上で、極力、単純構成にし、より少ないルールで日本語を書いてしまおうといったコンセプトで作り上げた。

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